長野県に津波が来る!?ダム決壊で松本周辺が海になる可能性
以前、松本で教員をしていた親戚が酔っ払った際に言っていた、
「安曇三ダムが決壊すれば松本市は沈む」
というセリフがどうも最近、頭から離れない。
ここ最近の環太平洋火山帯での地震、火山噴火。
北海道も含め、1週間でマグニチュード6以上の地震が7回も起きていることから、
地震活動が活発化していることは明らか。
私が住んでいるフォッサマグナ周辺にだって今すぐにでも大地震が来るかも分からない。
私は地震や地質学?についてなんの知識も無い素人だけど、
素人なりにネット収集で得た知識を書き留めておく。
支離滅裂な文章だけど、いろいろと方向性が定まってないのでご勘弁を。
「長野県に津波の心配ってあるわけねーだろwwww」
県民にとってはお約束のようなセリフだが、それがあり得る。
松本市の上流には県内一の大きなダムがあり、貯水量は諏訪湖の2倍ある。
奈川渡ダム(ながわどダム)は、長野県松本市、信濃川水系犀川の上流部・梓川に建設されたダム。高さ155メートルのアーチ式コンクリートダムで、東京電力による大規模な水力発電所開発に伴い下流の水殿(みどの)ダム・稲核(いねこき)ダムとともに完成。これらは総称して安曇3ダム、もしくは梓川3ダムと呼ばれる。ダム湖(人造湖)の名は梓湖(あずさこ)という。
ウィキペディアより引用
このダムが決壊し、本当に諏訪湖2個分の水が流出すれば、どうなるのか?
普通の水量なら、ダムの水は梓川から下流の奈良井川へ、さらに下流の犀川に流れ込む。
しかし大量の水が押し寄せてどこかの川が溢れたら、松本盆地が水没し、松本城周辺は海のようになるかもしれない。
大地震が起こり、ダムが決壊したら、そうなる可能性はある。
私が知りたいのは、諏訪湖2個分の水が松本盆地に一気に流れたら、どこまでが、何メートル程度、浸水するのか。
諏訪湖の平均水深は4.7メートルらしいが、どうやって答えを導けばいいか分からない。
とりあえず標高を調べてみた。
松本城の標高は590メートル。
松本駅の標高585メートル、
南松本駅の標高594メートル、
平田駅の標高608メートル、
村井駅の標高629メートル、、、
、、、村井駅まで来れば安全なのか?
でも、周囲の川にもよるだろう。
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/hazard/03_hmap/hm.html
標高とハザードマップを照らし合わせると、あくまでも感覚的にだが、村井駅まで来れば安全な気がする、、、
平田駅が安全か微妙、分からない。
どなたか教えて下さい。
とりあえず、松本駅周辺が沈む可能性は高いので、標高が低い土地や川の近くの方は、大地震が来たら二階以上へ逃げて欲しい。
さて、大地震はいつか来るとして、そもそものダム決壊の可能性だが、2011年9月の「広報まつもと」にこんな記事が掲載されていた。
https://www.city.matsumoto.nagano.jp/shisei/koho/koho/2011/201109.files/P01-P07.pdf
この記事は松本市が安曇3ダムを管理している東京電力の危機管理室に取材を行ったもので、
記事によると、ダムは定期的に外部の専門家にて審議されており、安全性に問題はないらしい。
2011年6月30日に起きた松本での震度5強の地震でも、異常は見られなかったらしい。
しかし、あんなに安全と言われていた原発の件があるし、「想定外」と言われたらどうしようもない。
実際に「想定外」はやってくる。
政治的なことは分からない一般人の意見としてだが、過去の例からみても、東電の対応や対策は万全では無かった。
あの綺麗で豊かな土地は、もう二度と戻ってはこない。
つまり、信用できるか分からない。
こんなブログの記事を見つけた。
信濃毎日新聞2012年4月10日
『松本の奈川渡ダム、地震で「越流」あるか解析へ』という記事の紹介ブログ
https://blogs.yahoo.co.jp/spmpy497/4667519.html
この調査結果がどうなったのか?また調べないといけない。
さらに見つけた、2007年信州大学環境科の論文「松本市奈川地区入山の地質と斜面変動」
http://www.shinshu-u.ac.jp/group/env-sci/Vol29/Paper2007/2905_Otsuka.pdf
この論文によると、ダム周辺は過去に大規模な地すべりにより下流への災害を起こしており、今後も観測が必要とのこと。
ということは、ダムが安全だとしても、周囲の山が地すべりを起こし、ダムに大量の土砂が流入した場合、
とりあえず調べたのはここまで。
この記事は、不安を煽るためではなく、起こる可能性のある災害へ備えて欲しいから書き留めた。
可能性はあるのだと、覚えておいてください。